城陽郵便局など市内の郵便局と京都パープルサンガ㈱は29、30の両日、城陽市立久世小学校(吉川雅智校長)5年生83人を対象に、コラボ企画「サンガつながり隊×手紙の書き方体験授業」を行った。
亀岡市移転が取り沙汰されているものの、市内には公式練習場「サンガタウン城陽」があり、久世校区には、サンガユースの選手寮も存在する。
そんな縁を大切に、児童らにサンガFCに親近感と愛着を持ってもらおうと企画された。
初日は、サンガの安齋悠人・喜多壱也両選手が来校。あいにくの雨模様だったが、体育館内でのサッカー教室に参加し、ボールを蹴る楽しさを存分に味わった5年生たち。
2日目は、城陽深谷郵便局の本岡信之局長を講師として「手紙の書き方体験授業」に参加し、郵便クイズで盛り上がった後、前文(書き出し)・本文(伝えたいこと)・末文(結び)…で構成する手紙の書き方を教わった。
宛先は、もちろん前日にお世話になったサンガの安齋・喜多両選手。児童らは「握手していただき、うれしくて手を洗うことができません」など巧みな文章で感謝の意を表した。
本岡局長は「練習場の移転が取り沙汰されていることは残念ですが、すぐに移転するわけではないので、来年度以降もサンガ側の協力を得る中でコラボ企画は続けていきたい」と話した。