春の散策 楽しんで/城陽・青谷梅林「梅まつり」
「梅まつり」オープニングで披露されたひょっとこ踊り

城陽市の青谷梅林で、42回目となる「梅まつり」(同まつり実行委員会主催)が始まった。3月9日(日)まで。
まつり初日の22日には、中天満神社境内でオープニングセレモニーが開かれた。琴伝流「向日葵」による演奏に続き、ひょっとこ踊り城陽会の皆さんが、面をかぶってユーモラスな踊りを披露した。
神社近くの「ふれあい梅広場」にある梅花は、ほとんどがつぼみの状態だったが、一部で白く膨らみだした枝が見られた。散歩しながら「小さな春」を見つけてみては。
担当者は「昨年までのマップをリニューアルし、折り畳める形にした。中方面・市辺方面に分け、見所を紹介しているので、散策して楽しんでほしい」と話していた。
昨年の期間中来場者数は約9000人。会場変更2年目の今回も会場の「中天満神社」=同市中黒土66=では、梅干しや梅酒、和菓子・ごはん類などの物販も行われる。
同神社近くの「ふれあい梅広場」では、青谷まちづくりの会『青谷梅工房』が期間中、キッチンカーや歌、和太鼓のステージなど=2月22日~3月9日=盛りだくさんな内容でイベントを用意。
また、中天満神社では、3月1日(土)午前10時から午後3時まで石川県野々市市観光物産協会による物産販売コーナーも開設。同協会は、2022年11月に城陽市観光協会と姉妹協定を締結。当日は、地酒や野々市市のシンボル「ツバキ」製品等の物産販売コーナーも開設する。
梅の開花状況やまつりに関する問い合わせは、同実行委℡0774‐56‐0033(音声ガイダンス)へ。
なお、南城陽中学校向かいには、50台分の「臨時駐車場」を確保。料金は1回あたり▽乗用車=1000円(売店で使える200円の金券付き)▽バイク=200円。中天満神社、ふれあい梅広場近くへの一般車の乗り入れは固くお断りしており、期間中は警備員も配置し、交通規制に関するドライバーへの周知にあたる。