井手町立の井手小学校児童会(田中凌人会長=6年)、多賀小学校児童会(吉岡獅藤会長=6年)、泉ヶ丘中学校生徒会(神村昭翔会長=2年)の本部役員が14日、インターネットオンライン会議システムを通じて「児童会生徒会合同会議」に臨んだ。
例年一堂に会して行っているが、コロナ禍を鑑み今回初めてオンラインで実施。井手小7人、多賀小4人、泉ヶ丘中6人がそれぞれの学校に居たまま、画面を通じて交流した。
テーマは、いじめ防止。取り組んできた「自分のことが好きになる活動」について各校が報告し、感想を述べ合った。
泉ヶ丘中は、授業時間を利用しグループに分かれてお互いの長所を伝え合ったことを報告。事前・事後にアンケートを取り、効果が確認できたという。発表者は「自分を好きになれる人は他人を大切にできる。いじめ防止につなげたい」と話した。井手小・多賀小も、友達同士で良いところを伝え合う活動に取り組んだことを報告した。
感想で井手小児童は「もう一度やりたいと思った」、多賀小児童は「笑顔になれる。続けたい」と話し、泉ヶ丘中生徒は「コロナで思うように活動できないが、生徒会・児童会が引っ張っていこう」と呼び掛けた。