宇治田原町役場で17日、今年度初の「シェイクアウト」訓練が実施された。
シェイクアウトとは2008年にアメリカの南カリフォルニア州で始まった地震に対する新しい形の一斉防災訓練。
1つの合図によって、「その時いる場所」で、とっさに身を守るもので、3つの安全行動「DROP=まず低く」「COVER=頭を守り」「HOLD・ON=動かない」が合言葉になっている。
この日の合図はJアラート。
午前10時…報知音が鳴り、IP告知システムが「緊急地震速報、大地震(おおじしん)です。大地震です」と繰り返し伝えると、職員らが一斉に机の下に隠れるなどした。
来庁者には1分20秒前に館内放送で訓練であることを知らせ、可能な範囲で参加してもらったほか、各公共施設にも参加協力を求めた。
そして、6月定例議会の最終本会議に備えていた3階議場にも、開会のベルではなく、アラート(警報)が鳴り響き、議員をはじめ町3役、職員らが机の下へ。
すっぽり入ってしまう者、お尻が出ている者と形態は様々だったが、皆さん頭だけはしっかり守っておられたようです。【写真】