宇治田原茶販売協同組合(安井徳重理事長、組合員22人)が、府内産の「一番茶」を東日本大震災の被災地である岩手県陸前高田市と福島県郡山市の社会福祉協議会、そして町内の福祉施設に贈る。
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、お茶で「ほっと一息」ついてもらおう―と申し出たもの。
抗ウイルス作用がある「カテキン」、リラックス効果が認められている「テアニン」などが豊富に含まれている煎茶で、役員らがラベル貼り付け作業などを行った。
同町社会福祉協議会を通じて、岩手県と福島県の社協には、ともに80㌘入り100袋、町内福祉施設には200㌘入り30袋を分けて届けることにしており、「お茶の効能で免疫力を高めていただければ」との願いを込める。