介護福祉就職フェアに視線熱く/京田辺市が初開催
常にブースは埋まり盛況だった介護福祉就職フェア

京田辺市主催の「介護・福祉就職フェア」が22日、同市コミュニティホールで開かれ、事業者と求職者がマッチングに努めた。
同市では初開催。
介護や福祉現場での人材不足の解消に向け、事業所の人材確保をサポートするもの。
社会福祉法人京都府社会福祉協議会と府福祉人材・研修センターが協力した。
同センターが登録者にアピールしたほか、市はチラシを全戸配布してフェアを事前に周知。
昼一番の開始前から市役所に続く同ホール玄関前に開場を待つ参加者の姿も見られた。
その後も来場の足は途絶えることなく、介護福祉への関心をうかがわせた。
会場では、同市内で高齢者や障害者に対応した福祉サービスを提供する事業所スタッフが待機する12ブースを展開。
はじめにエントリーシートを記入した学生~60代ぐらいまでの幅広い年代の参加者が次々とブースを回り、施設職員らと対話を盛んにした。
来場した同市薪在住の40代女性は市外から転入し、前職からのブランクは約2年間。
意欲的に複数のブースに足を運び、「小学生の子供がいる。学校に行っている間、限られた時間で働きたい。高齢者施設は土日勤務があり、厳しい。障害者施設で昼間の数時間勤務もありそう」と適職探しを進めていた。