この春、駅前からブランチ松井山手2階に移転する「地域子育て支援センター松井山手」と「はぐはぐルーム松井山手」のオープニングセレモニーが25日に行われ、船出を祝う親子らの歓声がこだました。
JR松井山手駅前ビルテナントの貸借終了に伴い、子育て支援の場が新たに生まれ変わった。
子育て中の親子が気軽に立ち寄り自由に遊べる。子供も大人も交流を深め、育児相談に対応―などを掲げる。
併設する「はぐはぐルーム」では、買い物や講座受講の際に利用できる「一時預かり」もスタートする。
親子4組も顔を揃えた式は、テープカットで幕開け。
上村崇市長と松村博司市議会議長、岡本亮一市議会文教福祉常任委委員長、事業を運営する㈱ニチイ学館の代表、参加親子代表が肩を並べ、掛け声に合わせてハサミを入れた。
上村市長は「これまでと同様、気軽に立ち寄ってもらえる交流の場。親もホッとできる一時預かりが新たに始まる。買い物や食事でリフレッシュ。子育て講座、教室も行い、保育士が常駐する。親子が孤立することなく子育て支援の充実を」と挨拶した。
イベントでは早速、ゲスト講師がわらべうたや手遊びを繰り広げ、子供たちの笑顔が広がった。
同センターは4月1日(金)に施設見学を行い、4日(月)から利用を開始。
開所時間は月~金曜の午前9時30分~正午と午後1時~4時30分。
0歳~概ね3歳未満と保護者が対象。
感染拡大防止のため要事前予約。
はぐはぐルームでの一時預かりは、月~金曜の午前10時~正午・午後1~4時のうち、上限は2時間。
生後6カ月~概ね3歳未満が対象で、利用料は1時間当たり500円。
きょうだい同時利用の場合、1時間当たり2人目は250円、3人目以降は無料。
問い合わせは同センター℡64‐0166、はぐはぐルーム℡65‐1170(3月中は市子育て支援課℡64‐1376)まで。