第35回全国小学生ハンドボール大会の決勝戦が7日、田辺中央体育館で行われ、府代表の松井ケ丘ハンドボールクラブ(HBC)男子とT‐SQUARE京都女子が優勝。2019年(桃園HBC男子・薪小HBC女子)以来となる地元勢の男女アベックVを成し遂げた。
ともに府大会を制した両チームが全国大会も制覇した。
女子決勝では、桃園と薪が合併して初出場となるT‐SQUARE京都が花園HBC(熊本県)とマッチアップ。
T京都は藤本愛実をはじめ、谷村萌々香、小野華恵、主将の小川柚來、式地美羽らが得点を重ね、粘る花園をトータル23‐20(前半11‐10・後半12‐10)のスコアで押し切った。
一方の男子決勝は、府大会と同じく京田辺の松井ケ丘HBCとT‐SQUARE京都の地元勢2チームが激突した。
負けられない戦いがここにある―互いの意地と闘志がぶつかり合い、攻守でコンタクトも盛んにヒートアップ。
万徳亮太(松井ケ丘)と主将・村瀬知徳(T京都)のゴールキーパー2人はナイスセーブをしきりに連発して、簡単にゴールを割らせなかった。
手に汗握る熱戦は北川桜輔のゴールでT京都が先制するも、徐々に地力を発揮した松井ケ丘は藤江匠人や平野壮、浦木勇志らがシュートを決め、田中琉碧らのゴールで懸命に追い付こうとするT京都に19‐12(前半10‐5・後半9‐7)で勝ち切った。