「子どもを守る町」電柱に貼付/宇治署、園児と協働
ローラーでステッカーをならす園児

宇治署と宇治市木幡の「登りこども園」は29日、地域の安全・安心の意識を高め、犯罪抑止、交通事故防止を図ることを目的に、園周辺の電柱に啓発・注意喚起のステッカーを貼った。年長組の園児10人も参加し、作業を手伝った。
地域の安全・安心に関わる様々な団体が、交番などを核に、警察・行政と連携し、地域の実情に応じた防犯活動に取り組む「府民協働防犯ステーション活動」の一環。
ステッカーは、「子どもを守る町」「保育園あり注意」と書かれた2種。

結束バンドの金具を金槌で固定

この日、宇治署の警察官、保育士、園児らは、一緒に園を出発。あらかじめ許可を得た6本の電柱に警察官がステッカーを貼った。園児らは、空気を抜くためにローラーでならしたり、結束バンドの金具を金槌で叩いて固定したりした。
警察官が「やりたい人は?」と聞くと、ほとんど全員が元気よく手を挙げた。終了後には「(ローラーで)コロコロするのが楽しかった」など、口々に感想を話した。
この日は、六地蔵の第2登り子ども園「ほーぷるのぼり」でも同様の活動が行われた。