城陽市に師走の訪れを告げる「光のページェントTWINKLE・JOYO2022」=同市観光協会(増山晃章会長)主催=が1日夜、鴻ノ巣山運動公園レク・ゾーン「ロゴスランド」で開幕した。今回で21回目の節目。『LOVE&PEACE~愛は城陽から』をテーマに、新型コロナ対策がまだまだ国内でも必要な中、暗く沈んだ日本を少しでも明るく元気づけたい!と継続開催する。きらびやかな65万球のイルミネーションで彩られる会場には、市民団体など手作りデザイン20作品も展示。3年ぶりに模擬店は復活させるが、ステージはなし。来場者にはマスク着用・手指消毒・検温・ソーシャルディスタンスの徹底と、できるだけ一方通行での観賞を呼び掛けている。
世界遺産など観光資源がない城陽市を「天使の光に包まれたまちに」と、2002年冬から始まったこのイベントは昨年〝二十歳〟の節目を超え、この冬から新たな歩みを始める。
初回、7万の白熱球からスタートした電飾も、LEDを手掛ける地元企業・星和電機㈱の全面協力のおかげで年々、グレードアップ。今回は約65万球(前回比5万球増)で、全国に誇れる手作りイルミネーション・イベントを展開する。
今回のテーマは『LOVE&PEACE~愛は城陽から』。会場には、城陽高校美術部による「愛と平和」をテーマにした展示や、星和電機イルミネーションクラブによる「広げよう!LOVE&PEACE」、城陽警察署「早めのライトアップ・安心☆安全まちづくり」などそれぞれの団体が手がけたデコレーションが登場。そのほか、市民ボランティアらが11月以降に公園内の木々や修景池内に飾り付けた色とりどりの電飾も、イベントにアクセントを添えている。
今回は、第3駐車場とアイリスイン城陽側の2カ所の入口で、来場者に手指のアルコール消毒と検温を実施し、マスク着用もチェックする。
会場内では、できるだけ人と対面しないようスタッフや警備員らが「一方通行」を呼び掛ける箇所を設け、来場者に協力を求めている。
車で来た人には、初回のみ1台あたり500円の警備協力金を徴収。さらに会場入口では「来冬以降も続けられるように」と、一人100円の大会運営協力金もお願いしている。
市観光協会では、近鉄寺田・JR城陽駅方面から増発運行される「城陽さんさんバスでお越しください」と周知。開催期間は25日(日)までで、点灯時間は午後5時30分から9時30分となる。イベントに関する問い合わせは同協会℡0774‐56‐4029まで。
市内では、文化パルク城陽や南部、東部、今池の各コミセン(北部のみ耐震補強工事、青谷は外壁工事のため今回は休止)でも夜間のイルミネーションが始まった。