宇治市文化センター大ホール(同市折居台)で、第28回「やましろ合唱フェスティバル」が開かれた。府南部4市3町から33グループが参加し、ホールに歌声を響かせた。
やましろコーラス団体連絡協と同実行委(中西秀樹委員長)が主催した。新型コロナ禍のため、3年ぶりの開催。宇治・城陽・京田辺・八幡で会場を持ち回り、エリア内のコーラス団体が一堂に会して成果を発表している。
5日に開かれた合唱フェスは、宇治市民混声合唱団による沖縄民謡「南海にて」で幕開け。同市からは16団体が出場したほか▽城陽市5▽京田辺市5▽久御山町1▽宇治田原町2▽井手町1▽八幡市3の団体がステージで歌声を合わせた。
中西委員長は「前回宇治市で5年前に開催した際は約50団体の参加があった。今回は少なめの数だが、どの団体もようやく舞台に立つことができるという期待感でいっぱいというように感じる」とコメントを寄せた。