3年ぶりチャリティーイベント開催/国際ソロプチミスト南京都
スライドを使って「放ち鵜飼」を紹介する女性鵜匠の沢木さん

国際ソロプチミスト南京都(上村悦子会長、18人)による3年ぶりとなるチャリティーイベント「講演会&ひょっとこ踊り」が19日、文化パルク城陽ふれあいホールで開かれた。
会場入口では、不要な食料品などの提供を求める「フードドライブ」回収コーナーが設けられ、来場者から段ボール箱5個分の心温まる品々が集まった。これら提供品は早速、京都府南部の「きょうとフードセンター」である青谷学園=中芦原=が回収し今後、地元の「子ども食堂」や社会福祉施設等へ分配される。
約160人が参集したホール内では、まず上村会長が府立やまぶき支援学校への教育支援や円ブリオ基金への協力、そして来期は府立城陽高校吹奏楽部・合唱部への支援を新しく始めるなど、国際ソロプチミスト南京都の活動を紹介しながら来場者へ感謝の気持ちを伝える挨拶を行った。
そのあと、全国3人目の女性鵜匠として活躍する「宇治川の鵜飼」の沢木万理子さんが夏の風物詩・鵜飼の前後(6月と10~11月)に行う「放ち鵜飼」や国内で初めて人工ふ化に成功したウミウの「ウッティー」が産んだ卵から2代目のヒナが誕生、飼育に関する話をスライドも交えて紹介した。

来場者とともに「ひょっとこ踊り」で大いに盛り上げる城陽の会のメンバー

また、ひょっとこ踊り城陽の会(伊保弘一会長)のメンバー19人による豊穣祈願、商売繁盛を願う踊りの実演。さらに客席の来場者も「おかめ」、「ひょっとこ」、「キツネ」などの面を付けて踊る時間もあり、会場は大盛り上がりをみせた。