府立山城総合運動公園（太陽が丘）で10日から、森の中に架けられたワイヤーロープを滑り降りる遊び「ジップライン」の施設がオープンした。ターザン気分で、森の空中散歩が楽しめる。
府公園公社を代表とする京都パークリソース創生パートナーズが運営。同園での新たな賑わい創出を目的としている。利用には府民割を設け、５００円の割引が適用される。
ＳＬ展示場隣の芝生広場で受付を済ませ、安全装置の説明を受けた後、遊びの森に向かう坂道途中にあるスタート地点へ歩いて移動する。76㍍の滑降を楽しんだ後、ガイドと一緒に森の中を散策・見学する。
散策が終わると、長さ１３０㍍のＷロープコースが待ち受ける。地上15㍍の高台から飛び降りるのはスリルたっぷりで、ちょっとした度胸試しになるかも。
先週末のツアーに参加した市内に住む親子は「ガイドさんの分かりやすい説明で、うまく滑れた。風が気持ち良かった。友達に勧めたい」と喜んでいた。
スタートは午前10時～、正午～、午後２時～、４時～、６時～で、約１時間（６時～は夏期・繁忙期のみ）。当日受付で、各回30分前までに申し込む。定員30人。
料金は、府民割適用時１人１８００円（大人・子供同じ）。住所がわかる身分証を持参すること。５～９歳は大人も体験が必要。大人１人につき子供５人まで。身長１２０㌢以上など、利用条件あり。
運営者によると、今回はプレオープンという位置づけで、来月中にはコースが増えて５つ（全長合計４３２㍍）になるほか、観察学習や林業体験など森林での学習プログラムを充実させるという。料金は変動する可能性あり。
問い合わせは℡０７０‐１２４３‐７２５３。
