宇治市内の小中学校で7日、地域一斉「宇治市あいさつの日」運動が繰り広げられた。登校時間の安全を見届けると共に、大人同士の繋がりと見守り体制の強化を図った。
「あいさつの日」運動は市連合育友会(青木英明会長)が主催。各校ごとの取り組みを統一し、同日に行うことで連帯意識を高めようと2021年からスタート。3回目を迎えたこの日も、市教委、市青少年健全育成協議会、宇治署などが協力した。
このうち、宇治黄檗学園では、松村淳子市長、酒井啓之署長、青木会長、青少協の嶌繁行会長が保護者有志や地域安全協力員と並んで校門付近に立ち、登校する小中学生に声掛けしながら出迎えた。
嶌会長と青木会長は「全市一斉・同時間帯のあいさつ運動は府内では宇治市がさきがけ。府内に広げていこうという動きもある」「教員や保護者だけでなく大人たちが見守る活動は地域の連携につながる。今後も続けていきたい」と話した。