京田辺市普賢寺の大御堂観音寺とその周辺で、紅葉シーズンに彩りを添えるライトアップが17日、始まった。【写真】
市観光協会(田宮正康会長)主催で、市の観光資源のPRと地域活性化を目指す。
今年も、灯籠を包む宿願紙に願いごとを寄せた市立普賢寺小学校と普賢寺・三山木幼稚園の子供たちと市民も協力した約150基が参道を灯し道行く人を本堂へ誘う。
紙には、疫病退散や家内安全などの願いごと、子供たちの愛らしいイラストも添えられた。
大晦日の除夜の鐘とともに、願いごとが炊き上げられる。
雨がぱらつく初日、訪れた家族連れなどは、色付き始めた紅葉を愛で池の水面に浮かぶかすかな灯りを堪能。
昨年に続き開いた20基の色・模様とも様々な和傘のオブジェも楽しんだ。
模擬店やステージはないが、国宝・十一面観音立像を観覧でき(有料)、駐車場となる「ふれあいの駅」は夜間営業を行う。
紅葉は例年より1週遅め。
26日(日)まで。午後5~8時まで点灯する。無料。
問い合わせは同協会℡0774‐68‐2801まで。