公益社団法人日本ホッケー協会主催の「夢見るホッケー教室」は10日、田辺中央体育館アリーナで開かれ、京田辺市在住などの小・中学生約150人が新たな体験に心身を躍らせた。
競技普及をはじめ、スポーツに触れる機会を提供する教室は、京都ホッケー協会共催、市・市教委が後援した。
同志社大男子・女子ホッケー部の8人が運営サポートし、幼児~小学3年までの1部・小学高学年と中学生の2部で、初めてホッケーに取り組む児童・生徒が爽やかな汗を流した。
東京五輪日本代表チームの田中健太さんをはじめ、インドアホッケー日本代表選手6人(男・女各3人)をゲストに迎え、子供たちに分かりやすく手ほどきした。
幼児と低学年は4グループに分かれ、練習とゲーム方式ではつらつとプレー。
幼児たちもスポンジスティックを手にし、父母らの掛け声に背を押されゴールを目指した。
同協会事業本部長の中村真理さんは「プレーできる環境が必要。同大とも連携していきたい」と展望する。
参加した児童は「初めて。みんなで球を取り合うのが楽しかった。また、やってみたい」と声を弾ませた。