第39回城陽マラソン大会『JOYO五里五里RUN』が10日、府立木津川運動公園=富野北角=内の大芝生広場で開かれた。やや肌寒い天候も青空が広がり、走るには絶好のコンディション。市内外からのランナーが、13部門で健脚を競った。
コロナ禍により、再開2年目の今回も新名神高速道路等の工事の関係で、同公園の大芝生広場を発着点とする1・2㌔の周回コースで開かれた。
開会式では、人見章夫・市スポーツ協会会長が開会宣言し、実行委員会長の奥田敏晴市長が「思い出に残る楽しいランを」と激励。親子の部に出場する塩田彰宏さん・健人くん親子が「一走青春のスローガンのもと、今しかできない走りを楽しみ、精一杯全力で走ることを誓います」と選手宣誓した。
今大会には計447人が出場。奥田市長がスターターを務めた小学3、4年生男女1・2㌔を皮切りに、親子の部(小学1、2年生と保護者)1・2㌔、小学5、6年生の部男女2・4㌔、中学生男女と一般50歳以上の部男女3・6㌔、高校・一般男女4・8㌔が順番にスタート。勢いよくコースへ飛び出した。
このうち親子の部には96組192人が出場。ゴール前の最後の直線では手をつなぎ、ラストスパートを仕掛けていた。
各部門3位までが表彰され、それぞれの入賞者に賞状とメダルを授与された。
なお、会場では、国内姉妹都市・鳥取県三朝温泉観光協会による「足湯コーナー」、城陽JCによる「ふれあいコーナー」、日赤炊き出しボランティア・城炊会による「うどんコーナー」が設けられ、走り終えたランナーを癒した。