大河ドラマ展リニューアル/宇治市
まひろ、道長の衣装を刷新した大河ドラマ展

宇治市は京阪宇治駅近くに位置する「お茶と宇治のまち歴史公園」内の交流施設・茶づなで開催している『光る君へ 宇治 大河ドラマ展~都のたつみ 道長が築いたまち~』を27日、リニューアルした。
源氏物語の作者・紫式部の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。市は3月11日から来年1月13日まで、大河ドラマ展を開催している。
会場内のまひろ(紫式部)の衣装は、越前から京に戻り、結婚して暮らし向きが安定していた頃のものに変更し、袿(うちかけ)はドラマ撮影で、実際に吉高由里子氏が着用したものを展示。左大臣に出世した藤原道長は、日常着として使用した直衣(のうし)を展示し、こちらも実際に柄本佑氏が身に付けた。
また、登場人物の相関図を改め、見上愛氏が演じる中宮・彰子の等身大パネルが登場した。小道具では、源氏物語の始まりとなった、まひろが一条天皇に献上した物語(撮影使用品)のほか、複製品も含めて多数展示。4Kシアターは源氏物語の誕生を迎えて、吉高氏や柄本氏のインタビューを交え、まひろ、道長の関係などを解説している。