折り紙で傘作りに挑戦/久御山
傘地部分の貼り合わせ方を教わる

久御山町の老人福祉センター荒見苑で11日、「物づくり教室」が開かれ、町内の高齢女性が折り紙とつまようじなどで仕上げる、傘作りを楽しんだ。
この教室は同町のいきがいづくり事業の一環。今回の講師は坊之池在住の田口千代子さん。趣味で折り紙を楽しんでいる。
この日の教室には13人が参加。傘地部分は、千代紙7枚を同じ形に折って、それをボンドで貼り合わせ、中棒部分は竹串、親骨部分はつまようじを活用した。石突きの先端と親骨の先端にはビーズを取り付けた。
 作業中、「あれ?どうやった?なかなか折り方が覚えられへんわ」、ビーズをつまようじの先端に取り付ける時には「(ビーズの穴が)見えへん」などと、苦労の連続。それでも、指先を使う作業に「頭の体操になるわ」、「脳トレやな」と、おしゃべりも楽しみながら、千代紙の柄が美しい傘が完成。【写真】「ええのができたわ」と笑顔を見せていた。
12枚の折り紙で作るくす玉作りにも挑戦した。