3万3000人ドッと来場/JOYO産業まつり
初企画の「eスポーツ体験コーナー」を楽しむ若者たち

城陽商工会議所設立40周年記念・第46回「JOYO産業まつり」が3日、文化パルク城陽一帯で開かれ、延べ3万3000人(主催者発表)もの市民らで賑わった。テーマは「つなぐ!ひろがる!~NEW JOYO」。JR城陽駅と文パルを往復する無料シャトルバス等を利用したり、自転車・バイクでの来場者も多く、午前中から大盛況に。地元で活躍する「VOG」やものまね芸人「ほいけんた」のステージショー、初企画「eスポーツ体験コーナー」など多彩な催しを楽しんだ。
市内の商工業者の元気さを大いにアピールする「JOYO産業まつり」は、晴れの特異日である「文化の日」の恒例イベントとして市民らにすっかり定着。今年は時折、通り雨にも見舞われたが昨年より、2000人多い延べ約3万3000人が城陽市のランドマーク・文パルに押し寄せた。

オープニングのテープカットを行う岩見会頭、村田市長ら

開会セレモニーは午前9時30分から始まり、城陽商工会議所の岩見悦明会頭、村田正明市長、乾秀子市議会議長らが華々しくテープカット。午前10時にオープニングした産業まつりでは、城陽のまちづくりを応援する「五里ンジャー」、「ひょっとこ踊り」の練り歩きも行われた。
市民プラザでは、昨年までの『いいもの発見フェア』に代わって、「eスポーツ体験コーナー~城陽ゲーム交流会」が繰り広げられ、京都廣学館高校の生徒らの協力で、若者らが画面上で臨場感あふれる攻防を展開した。
また、大会議室では、NPO法人京都スポーツ・障がい者スポーツ推進協会の協力で小学生以上の子供たちを対象に『やってみよう!あそびたいけん』を実施。「6×6オセロ」「紙飛行機とばし」「ボッチャ」をスタンプラリー形式で巡る楽しい催しが行われた。
また、プラムホールでは、城陽市音楽団ステージ、クレヨンしんちゃんショー(午前・午後の2回)、市文化協会ステージ、おかげ踊りを広める会、市技能功労者表彰式、VOGやものまね芸人「ほいけんた」ステージショーが繰り広げられた。

水上ステージのラストを飾った「輝け★JOYO!夢プロジェクト」

さらに、ふれあいホールでは、近畿砂利協同組合(桧原信司理事長)による「砂で遊ぼう!砂絵づくり」が、定員120人ずつ4回に分けて実施。水上ステージでは、京都しらとり幼稚園、里の西保育園、佐伯幼稚園、芽生え幼稚園や城陽市高齢者クラブ連合会女性部など12グループが練習の成果を披露した。
このほか、「プラネタリウム」では、文パルの指定管理者・公益財団法人城陽市民余暇活動センター(井関守理事長)と京都大学のコラボ企画「とさなおこのサウンド・オブ・いけばな」が入場無料で公開。文パル屋外では国内姉妹都市・鳥取県三朝町の「足湯コーナー」や「特産ナシ」の販売、地元事業所・団体・行政・キッチンカーなど43ブースがテントを並べ、人気の飲食店等には、来場者による長蛇の列もできた。