窓口職場で飛沫防止策/宇治市役所
飛沫防止策が取られた窓口職場

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、宇治市役所で対策が進められている。既に出入口にアルコール消毒を設置して来庁者への利用を促す仕掛けを講じているが、今週からは庁舎1階ロビーにあるソファを撤去して、間隔を開けて椅子を配置。15日からはウイルスを「市民に移さない」、「職員がもらわない」ため、希望する職場等にプラスチック製の段ボールなどを設置し、飛沫防止策を取った。

間隔を広げ、配置された市民課前の椅子

目に見えないウイルスの拡散を防止するためには物理的にシャットアウトすることが一番の対策。政府は、全都道府県を対象とした緊急事態宣言で、人との接触を8割削減することを求めているほか、密閉、密集、密接の「3密」を徹底して避けるよう、国民に協力を呼び掛けている。
宇治市役所では今週から庁舎1階の市民課前のソファを撤去。一定の間隔を開けて椅子を配置し、社会的な距離を保つように工夫した。
さらに、15日から窓口職場に対して、プラスチック製の段ボール、ビニールシートを配布。無症状感染者が各地で報告されている中、職員から市民に、逆に市民から職員に移される事態も十分に想定した対策をとる。