京田辺市は広報紙「ほっと京たなべ」5月1日号で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた手製マスク「テセイノマスク」の作り方を図解入りで紹介している。
マスクが入手困難!との読者アンケートの結果と、そうした状況は今後も続くと思われる点を踏まえ、布やハンカチ、ガーゼを材料にした3D(立体)・フラット・ハンカチタイプの3種類を図解入りで分かりやすく手ほどきする。
秘書広報課職員と、高校の家庭科教諭だった会計年度任用職員が、世に流布される様々な方法の中から選び抜いたマスクの作り方。縁を1センチ内側に織り込む、など元教諭のアドバイスも漏れなく生かした内容となっている。
3Dタイプでは、実寸大型紙(大人用)を特別表記し、これに合わせて布を切り取ればよいように工夫している。自宅で実際に手を動かして得た気付きを反映させた同課の古野祐介係長は「一人でも多くの市民を新型コロナウイルスの感染から守りたい。広報紙が一助になればうれしい。針を使うのが苦手という人にも、手芸ボンドで作ることができるので、工作をやる気分になって、親子で楽しんでもらえれば」と活用を推奨する。
見開き2ページを使ってテセイノマスクを紹介する広報紙最新号はすでに全戸配布され、駅やスーパーなどにも置かれている。市ホームページでも電子版(PDF)を公開している。