チェコってどんな国?/井手町で異文化講座

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人権への関心を高めようと取り組む井手町の「いづみふれあい学級」で20日、異文化交流をテーマにした講座「チェコ共和国と日本の文化交流」が開催され、町民ら約30人が、チェコ共和国の文化や日本とのつながりなどを学んだ。
講師は、府名誉友好大使のトムシュー・アダムさん。アダムさんは、2018年にプラハのカレル大学哲学学部日本研究学科を卒業し、立命館大学文学研究科に昨年入学。古典文学を専攻している。
アダムさんは流ちょうな日本語で、チェコの地理・景観に始まり、言葉・食文化などを映像を交えて紹介。日本で最もよく飲まれているビールのタイプ「ピルスナー」が同国発祥であることなどを伝えた。
大きく3つに分かれている地域の紹介では、それぞれの伝統的な音楽を聞かせた。参加者はリズムや雰囲気の違いに、興味深げに聞き入った。また、今年が「日・チェコ交流100周年」に当たることにも触れ、広島県物産陳列館(原爆ドーム)を設計したチェコの建築家などについて解説した。

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