「通年議会」試行スタート/久御山町

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久御山町議会(定数14)は17日、定例会4月会議を開会し、会期を来年3月30日までの348日間と決めた。会期を概ね1年間とする「通年議会」を試行し、年間を通して議案審査などに臨機応変に対応することで議会活性化を図る。また、予算関係の審査を切れ目なくできるよう予算決算特別委員会を設置、委員を選任した。
通年議会は、議会の機能強化や委員会活動の充実を図る狙い。閉会中に首長が議会に諮らず「専決処分」をしていた議案を迅速に審議したり、緊急事態に対応したりできる利点が期待される。
試行中、議会の招集回数は年4回から1回とし、議長の判断で必要に応じて、臨時会にあたる「特別会議」を開くことができる。一般質問など定期的な集中審議はこれまでと同様3、6、9、12月に行う。
4月会議では冒頭、信貴康孝町長が「議会と行政は車の両輪。議員の皆さんと議論を深めることで町政に対する住民の皆さんの理解と協力を得られるよう、鋭意努めたい」と挨拶した。
議事では、会期を決定したほか、これまで予算・決算の審議にその都度設置してきた各特別委員会に代わって、予算決算特別委を新たに設置した。

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