今年初めての夏日に/府南部各地
暖かい陽光を受けて宙を泳ぐ「鯉のぼり」(宇治田原町南)

京都府南部地域は30日、今年初めての「夏日」となり、ここ宇治田原町の南上中道では、大きな「鯉のぼり」が暖かい陽光を受けて宙を泳ぎ、その姿が田植えの済んだ水田に、キラキラと映し出されていた。
この日の最高気温は、京都観測所で26・7℃(午後2時59分)、京田辺観測所で25・7℃(午後2時37分)となったが、ここまで京都府の4月は寒かった。
1日から29日までの平均最高気温は18・1℃。
近年の4月の平均最高気温を見ると昨年が19・5℃、2018年が22・5℃、17年20・5℃、16年21・6℃、15年20・5℃、14年20・8℃となっており、今年は、ひときわ低い。
25℃以上の夏日も14年4回、15年8回、16年4回、17年2回、18年10回、19年3回に比べ、30日の1回だけとなった。
天気予報によると、今後数日は夏日になる模様で、ゴールデンウイーク中には30℃を超える真夏日もあるという。