稚アユ放流 元気に育て/宇治川漁協
宇治川の丸山浜で稚アユを放流する漁協の関係者ら

アユ漁の解禁を前に、宇治川漁業協同組合(澤田章治代表理事組合長、組合員173人)は15日、宇治川で稚アユの放流を始めた。
滋賀県彦根市から早朝に運ばれてきた琵琶湖産の稚アユ。一匹あたり体長約10㌢、7~10㌘。解禁時には18~20㌢、45~50㌘まで成長する見込み。6月初旬まで計約500㌔を3回に分けて宇治川本流や支流に放つ予定。

今は体長約10センチ、7~10グラムほどの稚アユ

この日は宇治橋下流の宇治川右岸の丸山浜で、組合員らが約1万5000匹、150㌔を放流。アユはバケツや大型ホースから勢いよく次々と飛び出し、水中で元気に泳ぎ回った。
今年のアユ漁は6月14日(日)午前5時に解禁され、友釣りシーズンを迎える。遊漁券は年券7000円、日券3000円(解禁から10日後に販売)。中学生以下、身体障害者手帳持参者は半額。遊漁券は宇治蓮華の同組合事務所(℡20‐8181)、市内の各釣具店で購入できる。