人数絞り「たてわり七夕」/宇治・南部小
2・5年生で2~3人の班を作り、距離を取って飾りを作った

宇治市立南部小学校(三上誠一校長、435人)で7日、「たてわり七夕まつり」が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で児童会活動「南部祭」などの学校行事が中止となる中、学年を超えて子供同士が関われる活動を―と同校育成部(古市迅部長)が中心となり、児童会活動として考案した。
同校は1~6年生までを「赤組」「青組」の2グループに分け、運動会や教室・校庭での遊び企画などを行ってきた。「たてわり七夕まつり」は体育館が会場だが、これまで通り2グループだと人数が多く密になるため、赤3・青3の6グループ分けた。一度に体育館に入るのは2~3クラスとし、1校時ずつに入れ替わった。体育館内ではさらに、2~3人の班に分かれて作業。ソーシャルディスタンスを確保した。

作った飾りを笹竹にくくり付ける

作ったのは、折り紙を使った飾り。「あみかざり」「ちょうちん」「星かざり」など8種の作り方が描かれたプリントを前に、高学年が低学年に「これはまあまあ簡単」などアドバイスしながら、はさみと糊で一緒に仕上げていった。
完成すると、あらかじめ教室で書いた願いごとの短冊と共に、笹竹にくくりつけた。願いごとには「売れっ子声優になれますように」「絵が上手になりますように」などの他、「コロナ早く終わって」との言葉も見られた。