消える店外ATM/宇治田原

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宇治田原町の新しい役場の開庁に伴い、荒木西出の旧役場敷地内にある京都銀行のATM(現金自動預け払い機)は今月15日で営業終了となり、撤去される。
どんどん進む「キャッシュレス化」、スマホやパソコンから送金などを行う「ネットバンキング」の普及、コンビニATM「セブン銀行」の増加などにより、銀行や信用金庫のATMは急激に減少している。
購入費が1台400~500万円、維持管理費は警備、修繕、現金輸送の人件費なども合わせると月30万円とも言われており、もう現状の手数料収入ではカバーできないという。
各店舗内のATMも台数が減らされる中、街角からは次々とATMが消えており、宇治田原町内でも店外ATMがなくなる。
一方、旧役場については、5日からフェンスバリケードを設置するとともに、建物全体に黄色と黒の縦模様が入った「トラロープ」を張り、立ち入り禁止とするが、当面の間はATM前に車4~5台は止められるスペースを確保するという。

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