ようこそ、みどりの森へ―宇治田原町役場新庁舎（同町立川）の敷地内に整備された芝生広場で12日、ミニ運動会が開かれた。秋の晴れ空の下、親子連れが伸び伸び体を動かし、「ハートの町」に誕生した愛情あふれるスポットに笑顔が広がった。
広場は芝生の一部がハート型に刈り揃えられているなど、随所に個性が光る。
新たなスペースを活用した〝運動会〟は、役場に隣接する地域子育て支援センターが初めて企画。全国でパークキャラバンを展開する㈱コトブキが屋外ベンチやテーブル、ゆらゆら揺れるスイング遊具４種などを展示し、自由に使ってもらった。
親子連れは体操の後、〝宝物〟を探しに広場へ。子供たちは「かけっこ」でフカフカした芝生の上を走り回ったり、カラフルなパイプを叩いて音階を出したりし、笑顔をはじけさせた。
最後にハート型の発泡スチロールを手に取り、芝生のハートに沿って輪を作った。