新しい生活様式PR 路線バスに「マスク」/久御山

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久御山町は、町内の路線バスや町が運行する「のってこタクシー」などを活用し、コロナ禍の新しい生活様式の定着を図っている。個性豊かな広告や補助の拡充に取り組み、新型コロナウイルスの感染予防を呼び掛ける。
マスク着用など新しい生活様式の実践をPRしようと、町が新たに企画したのはマスクをモチーフにしたバス用の垂れ幕。「一人ひとりが感染防止に継続して取り組みましょう」のメッセージを付け、マスク着用や手洗い、車内では静かにするようイラストを添えた。
垂れ幕は縦50㌢、幅80㌢。四隅から伸びるひもで車両前面に固定すると、インスタ映えしそうな愛嬌あるマスクバスに変身。町内の路線バスのうち5台が〝着用〟している。

のってこタクシーの車体に取り付けられたPR広告

また、町民限定の予約型乗合タクシー「のってこタクシー」「のってこ優タクシー」にも、同タクシーを受託運行している加茂タクシーの協力でPR広告を掲出。車体にマグネットシートで貼り付け、「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」の周知も図る。
併せて、外出支援と路線バスやのってこタクシーの利用促進へ、70歳以上が対象の回数券の購入助成制度を「6歳以上」に拡充した。半額助成で、期間内(来年3月31日まで)の上限1000円。申請時に身分証明書と印鑑が必要。町新市街地整備のみで受け付ける。
広告の掲出、回数券の補助拡充とも今年度いっぱい取り組む。町は「新しい生活様式の実践のPRと補助の両輪で、公共交通を積極的に活用した人の流れとまちの賑わいを創出したい」(同室)と先を見据える。

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