コロナ退散、福来たれ/城陽・水度神社「丑」の大絵馬

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新型コロナウイルス退散と新たな年が幸多かれとの願いを込め、城陽市寺田の水度神社に来年の干支「丑(うし)」をデザインした大絵馬が奉納された。
幅150㌢、高さ90㌢。宝船に乗って楽しそうにはしゃいだり、打ち出の小づちで福を呼び込んだりする愛らしい牛が描かれ、見ていてほっこりするデザイン。
悪疫(新型コロナウイルス感染症)封じと参拝者の幸福を祈念し、水田清比古宮司(65)が妹の野田浩子さん(60)に製作を依頼した。
快諾した野田さんは、趣味のトールペイントで磨いた腕を発揮し、正月に授与する御神矢の絵馬の一柄を描いた。今回を機に干支絵馬を毎年製作していきたいといい、「参拝された方に見てもらって、少しでも心が和んでいただければ幸いです」と願う。
同神社に大絵馬がお目見えするのは、近年では初めて。水田宮司は「コロナの終息がなかなか見通せず不安が広がっていますが、ご参拝いただき、心穏やかになっていただければ」と話す。
19日に氏子総代や自治会長が迎春準備の奉仕をした後、来年1月末まで境内中央の拝殿に飾られる。

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