腹に響く!太鼓の音色/京田辺市桃園小で演奏&体験
バチを手に児童たちが元気いっぱい太鼓を打ち鳴らした(桃園小)

京田辺市立桃園小学校(小西秀紀校長)で9日、1年生71人を対象にした和太鼓演奏と体験があり、児童たちが体育館に鳴り響く力強い音色に酔いしれた。
2019年10月結成の若々しい和太鼓グループ「陽城(あきしろ)」のメンバー6人が来校。同校教員の髙山あき子さんがメンバーである縁から出張演奏とバチさばきの体験が実現した。
城陽市の荒見神社をはじめ、淀神社(京都市伏見区)、雙栗神社(久御山町)などの祭事で演奏を繰り広げるという和太鼓集団30人を束ねる福田久人代表が、はじめに「太鼓の名前を覚えてもらいたい。あとで叩いてもらおう」と挨拶。大太鼓を真ん中に、左右に広がったメンバーが早速、力強く太鼓を打ち鳴らした。
体験コーナーでは、代表児童10人が2列に並び、福田さんの「グーで握って、ドン、ドン叩いてみて…ドカ、ドカ、思い切り叩いてみて…」の言葉に背を後押しされ、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のリズムに元気よく乗せた。
サプライズは、イノシシの面を被る「鬼滅」キャラクターに扮した担任の登場で、一気にムードは最高潮へ。「紅蓮華」の演奏では、児童の打ち鳴らす音色に合わせ、向かい合う児童たちも軽快にダンスを楽しんだ。