「できること」意見交換/久御山まちづくり地域会議
ささえあい活動について意見交換する参加者たち

久御山町と町社会福祉協議会が主催する「ささえあいのまちづくり地域会議」が20日、町役場で開かれた。地域の中で「さりげなく」できている〝ささえあい活動〟について町民5人が意見交換し、「できること」を再度見直した。
継続開催している集い。これまで話し合ってきた「地域課題」から視点を変えた。新型コロナの影響で中止となった1月の会議の参加予定者やボランティア活動に関わる人などに発送した「できることカード」の回答を基に話し合いを進めた。
参加者は、家庭ゴミを地域の回収場所に出す際のちょっとした見守りなども例に、挨拶が地域のつなぎ直しにもたらす効果を考えた。「明るいまちにするために、挨拶から入っていくことが大切」などとした。
また、在宅高齢者にとって、介護職など専門職が関わらない〝隙間〟の時間が課題であることを確認。参加者は声掛けや一人ぼっちの人をつくらない試みに思いを巡らせ、進行役の社協職員から「挨拶におもてなしの気持ちがあれば、目配り、気配りへ一歩踏み出せる」と提案した。
会議は23日、25日も行い、両日とも申し込み者が参加する。