手話をもっと身近に/久御山
久御山町の手話施策の推進方針を紹介するリーフレット

久御山町は、町の手話施策の推進方針を紹介するリーフレットを作製した。講習会などで配布し、手話の意義や大切さを伝える。
同町は、手話を言語として認め、理解促進と普及を目指す「あたたかい手の言葉でつながる心久御山町手話言語条例」を2018年12月に制定した。今年3月の町議会定例会「3月会議」の一般質問では、同条例に基づく手話の推進方針に関する議員からの質問に対し、信貴康孝町長や担当課長が手話で答弁する場面もあった。
昨年12月に策定した手話施策推進方針には▼手話を使用しやすい環境の構築▼手話による意思疎通や情報を得る機会の拡大▼手話通訳者の確保と養成支援などを盛り込んだ。
リーフレットには、これらの施策別に説明を付けた。親しみやすいイラストで表紙を彩り、裏表紙には手話奉仕員養成講座の活動風景の写真や手話サークルの紹介などを掲載した。
見開きA4サイズ。1000部作製した。町立小中学校の教員向け教材にも役立てる。希望者は住民福祉課で受け取ることができる。
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「広報くみやま」にもイラストと写真で手話を紹介

同町は、毎月1日と15日の2回発行している「広報くみやま」の15日号で、暮らしの中でよく使う手話を紹介する「手話でコミュニケーション」を巻末のカラーページに掲載している。
「初めまして」「よろしくお願いします」といった挨拶や単語などを紹介。写真とイラストをそれぞれ隔月で組み、読者の目を引く。生活に溶け込んだ手話に着目し、町内在勤者にも勤務先で使ってもらえるよう工夫した。「手話をもっと身近に感じ、久御山で手話を学べると思ってもらえたら」(同課)と願う。