名人技にチャレンジ/宇治田原サマースクール
元気よく太鼓を打ち鳴らす児童たち

宇治田原町に住む児童のための課外学習講座、第31回「サマースクール」が始まった。すべての子供が思い出深い夏休みを過ごせるように―と、同実行委員会が主催。同町、町教委、町社協が後援、本紙などが協賛している。
初日(先月25日)は文化センター研修室で、サークル「萌」による和太鼓教室が開かれ、年長児~低学年の子供たちがバチを手にし、元気よく太鼓を打ち鳴らした。

ウォーミングアップでけん玉を手に片足立ち

30日には同じく研修室で「けん玉教室」を開催。玉田豊さん指導の下、10人の児童たちが基礎から名人技にチャレンジした。
「鉛筆を持つ感じで…」と構えの説明があった後、ウォーミングアップで、皿に乗せた玉を落とさないように身体を動かした。さらに、持ったまま片足立ちしたりジャンプしたりして、バランス感覚を養った。
続いて、玉を前から引き寄せて皿に乗せる技にチャレンジ。玉田さんは「初めての子は、真下から玉を上げて皿に乗せてみよう。カチンと当たるだけでも良い。ひざを使ってね」「観察力と集中力が大切!」と優しく呼び掛けていた。