「事故ゼロ」などをPR/秋の交通安全運動
ちはや姫も登場して交通安全を呼び掛けた

宇治署は秋の全国交通安全運動(21~30日)初日の21日、安全運転や事故防止に向けた啓発活動を、宇治橋東詰付近と京阪宇治駅前で行った。
参加したのは、署長を含む署員6人をはじめ、地域交通安全活動推進委員、宇治市役所職員、久御山町職員の合計13人。「事故ゼロ」「交通安全運動実施中」などの横断幕やプラカードを掲げ、通行中の自動車などに安全運転を呼び掛けた。宇治市宣伝大使の「ちはや姫」も、茶摘み娘姿に「交通安全」のタスキを掛けて加わった。
京阪宇治駅前では、道行く人に反射材などの啓発物も配布。交通事故への注意を呼び掛けた。

■大型標識がインパクト/城陽
秋の全国交通安全運動スタートイベント「見てビックリ!街なか交通標識展」が21日、アル・プラザ城陽プラムコートで開かれ、買い物に訪れた親子連れなどの関心を引き寄せた。
『上がる手を 守るやさしさ 京のみち』を運動スローガンに、30日(木)までの10日間、府内で繰り広げられる運動。
▽こどもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保▽夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上▽自転車の安全確保と交通ルール遵守の徹底▽飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶―を重点に掲げる。
例年であれば、ステージを用意して華やかな出発をアピール。コロナ禍、展示を中心にした。

地上に降りたカーブミラーに注目する親子連れ(アル・プラザ城陽)

フードコート隣接の中央スペースでは、城陽地域交通安全活動推進委員(通称・地活)と城陽署員、市職員、城陽交通安全協会役員ら約20人がコーナーを案内。同種のもので最大という直径90㌢の大型標識(追い越しのための右側はみ出し通行禁止)をはじめ、カーブミラー、駐車禁止の標識などを並べ、注目を集めた。
立ち寄った家族連れなどにキャラクター入りの反射材などの啓発グッズをプレゼント。奥田市長、内海署長らのメッセージも貼り出し、交通安全の意識向上に努めた。