井手町は5日、子育て支援事業の一環として、町在住の未就園児と保護者を対象に、イチゴの苗植え体験を行った。10組・22人が時間をずらして5組ずつ、プランターに「章姫」(あきひめ)と「おいCベリー」の2種類のイチゴを植えた。応募は、定員いっぱいとなる人気ぶりだった。
講師はジェイエイやましろファームの職員・木田正喜さん。参加者は子供と一緒に、木田さんの指導の下、用意されたプランターに小石と土を敷き、葉・茎が青々と生長した苗を置くと、丁寧に土で覆っていった。
作業が終わると木田さんが、「南向きの風通しの良いところに置き、水やりは根元にそっと。12月中・下旬には実が成ると思う。収穫前日に水をやると味が薄くなる」などと、育て方をアドバイス。参加者からは「楽しみ」などの声が上がった。
希望に応じ、プランターは実が成るまで同ファームが預かった。