「宇治十帖」古跡を美しく/観光ボラガイドが清掃活動
ゴミを拾い集める観光ボラガイドのメンバー

歴史文化のまち宇治を訪れる人を案内する宇治観光ボランティアガイドクラブ(山本亙会長)の美化活動が7日、塔の島の宇治観光センターを起点に開かれた。
同クラブ恒例「さわやか清掃クリーン活動」の一環。午前9時からの活動には25人が参加し、宇治十帖の古跡、宇治橋、紫式部モニュメント、与謝野晶子歌碑などを清掃。草引きやごみ拾い、案内板のほこり落としなどを行った。
このうち、宇治川左岸の「宿木」史跡周辺では、メンバー4人が落ち葉やゴミ拾い、竹ぼうきでの掃除に汗を流した。
西悟さんは「緊急事態解除になった10月以降、ガイドにもどっと申し込みが来ている。文化史跡を見に来た人たちを気持ちよく迎えられるようにしたい」と話していた。
なお、この日はクリーン宇治運動推進協議会(会長=藤原義久・宇治青年会議所理事長)が呼びかけた「クリーン宇治運動」の活動日で、市の観光協会や連合喜老会など30団体以上が地域の一斉清掃を行い、秋の観光シーズンに備えた。