親子ら かけっこ 伸び伸びと/宇治田原
城楽さんの掛け声で大きく足を前後にゆっくりとかけてみよう(田原小学校)

宇治田原町教委主催の「寺子屋うじわたら学び塾」が4日に田原小学校グラウンドで行われ、小学生(1~3年生)と親子(年中児~小学3年生)の2部に分かれた「かけっこ教室」に地元親子らが胸を弾ませた。
町内にある人的資源を生かしたコラボ企画を―と、学習分野で先行した取り組み。
運動の部門で初企画となる「かけっこ教室」は、町内で高齢者の介護予防など「元気はつらつ若返り塾」の講師を務め、毎週木曜に住民グラウンドで子供らの手ほどきもする城楽真紀さん=宇治市=をゲストに迎えた。
走ることは、あらゆるスポーツの基本。走り方を身に付けよう―と、スキル向上をうたい、小学生の部に参加した20人は寒風吹きすさぶコンディションをもろともせず、盛り上げ上手な城楽さんの掛け声に応じ、終始和やかなムードでプログラムをやり遂げた。
このあと、ペアになった親子10組もジャンプをはじめ、父母の股の下を子が5回くぐるウオーミングアップなどで笑顔を弾ませ、歩幅を大きく、ゆっくり前進する動きを皮切りに、正しく走るための様々なトレーニングを楽しみながら取り組んだ。
来年2月には地元ソフトボールチームの宇治田原ビューティーズとコラボする教室を予定している。