迎春準備へ 清め丹念に/萬福寺で恒例のすす払い

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迎春準備に入る「事始め」の13日、黄檗宗の大本山・萬福寺(宇治市五ケ庄)で恒例のすす払いがあり、職員らが仏像や寺院の壁などにたまった一年間のほこりを丹念に払った。
例年清掃に協力している寺の護持団体「福祥会」の面々は、新型コロナ感染予防の観点から、昨年に続き不参加となった。修行僧や職員ら約40人が、普段は手の届かない場所にたまったほこりを落とした。
午前8時30分からの作業では、僧たちが本堂の大雄宝殿にある釈迦如来坐像や十八羅漢像を拭き清めた。午後には開山堂の隠元禅師像や祖師堂の達磨大師坐像などを含め、境内一帯を清掃した。

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