投げる度に児童ら歓声/井手でボッチャ体験
ターゲットマットでコントロールの練習

井手町立井手小学校(中島智幸校長)の3年生(36人)と、多賀小学校(中島禎宏校長)の6年生(9人)が7日、授業でパラリンピック種目のボッチャを体験した。講師に、大阪府立大学大学院総合リハビリテーション学研究科講師の片岡正教(まさたか)さんを迎えた。
ボッチャは、最初に投げた白いボール(ジャックボール)を的とし、赤と青に分かれたプレイヤーが自分のボールを投げてどれだけジャックボールに近づけられるかを競うスポーツ。
多賀小の授業では、ルール説明の後、ターゲットマットを使い、コントロール良くボールを投げる練習をゲーム形式で行った。3つの同心円があり、投げたボールが中心に止まれば3点。外側になるにつれて2点、1点となる。赤・青チームに分かれて点数を競った。相手チームのボールに当ててはじき出しても良く、1人が投げる度に、周りの児童から「ナイス!」などの歓声が上がった。
続いて、ジャックボールにボールを当てる練習を終えると、試合を開始。練習の成果を競った。
片岡さんからは、相手のボールをはじき出しつつ投げたボールをジャックボールに近づけたり、ボールの上にボールを乗せる技術も紹介。児童らは興味津々で聞き入った。