生涯学習の魅力を紹介する「宇治まなびんぐフェスタ２０２２」が19日と20日、宇治市生涯学習センターで行われた。来場者が新型コロナウイルス感染対策を施しながら、多彩な参加体験型のコーナーで楽しく学んだ。
生涯学習活動に取り組む市民の発表と交流の場や、これから何かを始めようとする人へのきっかけづくりを目的に、市民を中心に構成された実行委員会が主催。昨年はコロナ禍で中止。２年ぶり、29回目の開催となった今回は約30団体・個人が出展した。
佛教大学よさこいサークル紫踊屋による「よさこい踊り」で幕開け。ソーラーカーを組み立てて再生可能エネルギーについて学ぶコーナー、ガチャガチャのカプセルを利用したスノードーム作りや２枚の偏光板を重ね合わせて作るステンドスコープ作りコーナーには、興味津々の子供の姿。短いメッセージとともに、街角のユニークな風景を写真に収めた「おもしろめっけ写真展」は市民を和ませた。
太極拳の論理を球技に融和させたロウリーボール（太極柔力球）コーナーでは、テニスのラケットに似た道具を使い、遠心力を利用して砂の入ったボールをしなやかに操る運動。全身を使った振り子運動、円周運動、回転運動で汗を流した。