笑って伸ばして健康に/宇治・城南荘「木曜カフェ」
絶え間なく参加者を笑わせた林家染左さんの落語

宇治市神明宮東の城南荘集会所で14日、高齢者憩いの場「木曜カフェ」が開かれた。城南荘連合町内会の高齢者約30人が落語や健康体操を大いに楽しみ、3カ月ぶりに集会所に笑顔が戻ってきた。
同カフェは毎月第2・4木曜日に開いているが、今年は1月13日に開催して以降、新型コロナの影響で休止。久しぶりのカフェとなった。
この日は、各地で健康事業を展開している大阪ガスグループ福祉財団の協力を得て、落語で大笑いし健康体操で体をほぐした。
落語家・林家染左さんを招いての落語は、抱腹絶倒のあっという間の1時間。染左さんは「健康が一番!何を置いても健康!命よりも健康が大事!」などと笑わせながら、大きな声で笑って楽しむことが健康につながると話した。また創造力を働かせて落語を聞くと脳の活性化にもつながると、落語のメリットも説明した。

和手拭いを使った健康体操で体を伸ばす参加者

健康体操では、健康運動トレーナーの堀江利恵さんが和手拭いを使って体を伸ばす体操を紹介。手拭いの両端を持って腕を上下させる運動や、足裏に引っ掛けてふくらはぎや太ももの裏を伸ばす体操などを披露した。血流が良くなると認知症予防にもなると、継続的に体操を行うことを勧めた。