「ウッティーを描こう」見学会に親子150人参加/宇治鳳凰RC
沢木さんの声に耳を傾けながらウッティーをじっくりと観察する子供たち

奉仕をモットーにする宇治鳳凰ロータリークラブ(中島健会長)主催の、小学生による絵画コンクール「ウッティーを描こう」の見学会が24日に府立宇治公園で開かれ、午前・午後の2部に合計65組約150人の親子連れが訪れた。
地域活性へ―市内在住の小学生に、世界初の人工ふ化で生まれたウミウのウッティーを描いてもらい、優秀作品を表彰する。
募集期間を目前に控え、腰蓑と風折烏帽子を身に付けた沢木万理子鵜匠が、2014年以来合計11羽を数えるウッティーのエピソードを、動画を交えながら子供たちに分かりやすく伝えた。
親子らは、綱を使わない放ち鵜飼へチャレンジする姿にも見入った。
参加親子たちは市観光センターをあとにし、歩いて鵜小屋がある橘島へ。
沢木さんらは子供たちに見えやすいようウッティーを腕に抱え、くちばしなど体の各部の特徴を説明した。
取り囲んだ親子たちはスマホで熱心に撮影したほか、エサの小魚を飲み込み、吐き出すウッティーの様子をじっくりと眺め、歓声を上げた。
「リターンズ」を副題に3年ぶりとなるコンクールの募集期間は、5月10日(火)まで。
四つ切り画用紙に、水彩絵具、クレパス、色鉛筆などで描いたカラー作品を対象とする。
応募は1人1点まで。
作品のウラに氏名(ふりがな)・住所・電話番号・学校名・学年を明記する。
期間中、市観光センター(宇治塔川)とJR・京阪宇治駅前観光案内所、近鉄大久保駅観光案内所のいずれかまで持参のこと。
優秀賞・入選に図書カードとウッティーグッズ、参加賞としてクリアファイルを贈る。
問い合わせは同クラブ事務局絵画コンクール係℡0774‐34‐7722まで。