製茶シーズン本番へ入念に/城陽で防火特別査察

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ゴールデンウイークを迎え、城陽市消防本部(南郷孝之消防長)は製茶シーズン本番に備えて市内にある製茶工場の防火特別査察を実施した。
新型コロナの影響もあり、特別査察を行うのは2019年春以来3年ぶり。今年の対象物件は久津川校区6、今池校区2、青谷校区2の計10カ所の個人・共同製茶工場。
先月28日には上津屋地域にある木津川共同碾茶組合(菊岡祐一組合長、3戸)の碾茶工場と、北本新緑園製茶工場の2カ所を特別査察。
まもなく24時間体制でフル稼働する茶葉「乾燥炉」の安全点検や高圧ガス、重油などの燃料の適正貯蔵状況をチェックした。
このうち、木津川共同碾茶組合の工場では、応対した組合員の菊岡正博さんの案内で、消防職員らが火気使用設備の周辺に燃えやすいものが置いていないか…などをくまなく見て回り、消火器等の設備について「適正に点検してほしい」と伝えた。
菊岡さんによると、この工場はGW中日の2日から稼働させると言い「一昨年、昨年と遅霜の影響で茶葉の収量が減少しましたが、今年の出来は良さそうで、期待しています」と話していた。

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