地域コミュニティの拠点開所/京田辺・南部まちづくりセンター
DITワークショップで組み立てられたフロア内のテーブル、本棚など

与えられるのではなく、ともに築いていこう―協働を体現する「京田辺市立南部まちづくりセンター」が15日にいよいよオープンする。南都銀行京田辺支店三山木出張所の店舗跡=三山木中央4丁目=を活用する同センターは、地域コミュニティの拠点を目指す。
関心と愛着を持ってほしい―と、Do It Together(ともにつくる)ワークショップを先月に開催。
親子らはテーブルとカウンター・本棚を組み立て、木製サインを取り付けるなど手づくりを実体験した。
1階フロアには、たっぷりと日差しを受ける掃き出し窓の前にハイカウンターテーブル6台を並べ、バームクーヘンのような曲線を描くテーブルを8台据えた。
移動式3つのほか、2サイズの本棚9台もゆったり配した。
1階の交流・イベントスペースは通常開放し、住民らが気軽に利用できる。
会議室(2室)と多目的ルームを擁する2階はサークル・地域団体などが利用できる貸館機能を持ち、運用は北部・中部住民センターに準じる。
車での来場は約500㍍北にある第2駐車場の利用を呼び掛けている。