ドリブルでボールと仲良し/宇治田原町立保育所
ボールを奪え!練習を重ね、技が上達してきた年長児たち

宇治田原町立保育所「あゆみのその」(山下愛子所長)で19日、年中~年長児対象のサッカー教室が開かれた。園児たちが歓声を上げ、夢中になってボールを追いかけた。
子供のスポーツ離れが問題となる中、幼い時期から球技に親しんでもらえるよう、6年前に始まった取り組み。一昨年度からは、町の「体づくりで茶レンジャー事業」として展開している。
指導に当たっているのは、宇治田原町スポーツ少年団代表の垣内登志樹さん。この日の教室は、年長児たちを対象に2部制で行い、ボールタッチの準備運動から始めた。
ドリブルの練習で、垣内さんは「足を速く動かしてみよう。ボールは友達だから、きつく蹴ったら逃げてしまうよ」と呼び掛け。素早い動きで球を取り扱えるようアドバイスした。
続いて、フィールドへ6個の球を入れて追いかけっこ。園児たちは、年中時から競技に触れていることもあってか、楽しそうにボールを追い、シュートを決めていった。
同園でのサッカー教室は、熱中症が心配される夏の間は休みとし、年度中に10回の開催を予定している。
なお、同少年団では、毎週土曜日の午前9時から、住民グラウンドでサッカーの体験入団を行っている。問い合わせは、住民体育館内のスポーツ少年団事務局℡0774‐88‐4567まで。