平和の尊さ、展示資料で再認識/城陽
会場には原爆関係の資料が並んだ

第28回「城陽市平和のつどい」(市主催)が2日、文化パルク城陽市民プラザで開かれた。
戦争や核兵器の恐ろしさと悲惨さを改めて市民に周知し、平和の尊さを再認識してもらうとともに、戦争の風化を防ぎ、生命の大切さを更生の市民に伝え、市の平和都市宣言の趣旨を推進する機会とするもの。
会場では、広島への原子爆弾投下を中心にパネル展示。被爆前の広島・長崎、原爆投下の経緯、被爆直後の広島の様子などが並んだ。折り鶴が平和のシンボルとなり広島平和記念公園に今もささげられているきっかけとなった佐々木禎子さんの資料も展示された。
また、原爆に関するビデオなどが上映され、戦後の第五福竜丸被ばくや核実験競争などにも触れられた。
例年実施している被爆体験者の講話、折り鶴コーナー、小中学生広島派遣事業参加者作文発表は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止された。