広々人工芝で楽しくプレー/南京都ラグビースクール
広々とした人工芝のグラウンドでミニゲームを楽しんだ選手たち

南京都ラグビースクール(完山隆明代表)の合同練習会が宇治市宇治里尻のユニチカグラウンドで開かれた。ユニチカのチーム「フェニックス」(尾﨑達博監督)の選手たちがサポートし、児童たち30人が人工芝を駆け回った。
同スクールは1975年にユニチカ出身のОBにより設立。京都のスクールとしては2番目に古い歴史を誇る。合同練習会は年に1~2回企画していたが、コロナ禍の影響で、今回3年ぶりに開催した。
23日の練習会では、フェニックスの赤木凛主将をはじめ、30人のラガーマンたちが児童らを誘導。低学年と幼児はボールを使った鬼ごっこで楽しんだ。高学年は動きの練習やミニゲームを行った。
立ちはだかる屈強な「お兄さん」プレイヤーを前に、素早いパス回しやトライを試みる児童の姿が見られた。紙森大樹選手(FW)は「地域の人と一緒にプレーでき、つながりの大事さを感じた。今後も一緒に楽しむ時間を設けていきたい」と話した。
完山代表は「ラグビーは、自己犠牲やチームワークといった人間性を育てるスポーツ。子供たちの良い経験になったと思う」と喜んだ。
同スクールは宇治を拠点に活動中。体験入学を受け付けている。詳しくは「南京都ラグビースクール」のフェイスブック、インスタグラムから。