音でつながる、継げる/宇治黄檗学園10周年記念合唱コンクール
「生きている証」を合唱してみせた9年2組の生徒たち

宇治黄檗学園(市橋公也校長、児童生徒1096人)市立黄檗中学校の第11回学園文化祭が16日に行われ、生徒たちの熱い鼓動がほとばしった。
テーマは「Slur~音で繋がる 音で継げる」。
新型コロナウイルスの影響で2年間できなかった合唱コンクールをメーンに、クラスメートたちが築いてきた絆の成果をステージにぶつけた。
施設一体型の小中一貫開校11年目を迎え、宇治小学校創立150周年と黄檗中学校創立10周年を冠した。
依然続く感染禍で会場は感染予防を徹底。
きはだ学級の和太鼓演奏「こどもばやし」で威勢よく幕を開け、7年生(中学1年生)から順に合唱コンクールのスタート。
学園応援歌の合唱も挟み、中学生全員にとって初めての合唱を披露する中、大トリの9年2組は巽誠悠さん・指揮、小林夢佳さん・ピアノ伴奏のもと「生きている証」に歌声を合わせ、見守った生徒たちから盛んな拍手が送られた。
吹奏楽部演奏のほか、交流ホールなどで作品やレポートの展示発表も行われた。